島崎藤村

1872 - 1943

島崎藤村について

 島崎藤村は、一八七二年(明治五年)に、信州木曽の中山道馬籠(長く長野県であったが、現在は岐阜県中津川市に編入されている)に生まれました。
 最初は「若菜集」など近代詩の曙ともいえる優れた詩集を出すなど詩人として出発しましたが、後小説に転じます。小説「破戒」「春」などで代表的な自然主義作家となりました。代表作は他に、「家」「新生」そして、大作「夜明け前」があります。

島崎藤村の作品