セルバンテス

1547 - 1616

cervantes

セルバンテスについて

セルバンテスは近世スペインの作家で、『ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ』(Don Quijote de la Mancha)の著者として有名です。1547年にマドリード近郊で生まれました。スペイン最盛期の象徴であるレパントの海戦(1571年)において被弾し、左腕の自由を失いましたが、その後も4年間従軍を続け、チュニスへの侵攻にも参加しました。そして本国へと帰還する途中、バルバリア海賊に襲われ捕虜となりますが、これらの経験は『ドン・キホーテ』作中にも生かされています。
また『ドン・キホーテ』の後世への影響は大きく、影響を受けた作家だけでも、チャールズ・ディケンズ、ギュスターヴ・フローベール、ハーマン・メルヴィル、フョードル・ドストエフスキー、ジェームズ・ジョイス、ホルヘ・ルイス・ボルヘスなど枚挙に暇がありません。

セルバンテスの作品