フローベール

1821 - 1880

flaubert

フローベールについて

 ギュスターヴ・フローベール(フロベール)は、フランスの小説家です。
 1821年(これはドストエフスキーが生まれたのと同じ年です。ちなみドストエフスキーはフローベールが亡くなった翌年の1881年に亡くなっています)ルーアンの外科医の息子として生まれました。初め法律を学びますが、のち文学に転じます。1857年に4年半の執筆を経て『ボヴァリー夫人』を発表しますが、これによって文学上の写実主義を確立したと言われています。他に『感情教育』『サランボー』『三つの物語』『ブヴァールとペキュシェ』などの作品があります。
「ボヴァリー夫人は私だ」という彼の文学的信念を表した言葉はよく知られています。またモーパッサンがその薫陶を受けたことも有名です。

フローベールの作品