北原白秋詩集

近代史の曙に燦然と輝く巨星北原白秋の詩業を集成

この本について

 北原白秋は1885年(明治十八年)、熊本の南関に生まれ、福岡の柳川で育ちました。詩や童謡、また歌にも多くの傑作を残しました。その作品は今なお歌い継がれ読み継がれています。三木露風とともにその活躍した時代は「白露時代」と呼ばれています。
 また文芸誌『朱欒』を創刊し、萩原朔太郎や室生犀星の詩壇への登場を促しました。

この北原白秋詩集には、

1、邪宗門
2、第二邪宗門
3、思ひ出(画像入り)
4、東京景物詩及其他
5、畑の祭
6、海豹と雲
7、新頌

を収録しました。約650編の詩が収められています。


青いソフトに

青いソフトにふる雪は
過ぎしその手か、ささやきか、
酒か、薄荷《はつか》か、いつのまに
消ゆる涙か、なつかしや。

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