徒然草 現代語訳付

三大随筆の一つ、吉田兼好の「徒然草」を平易な現代語訳付きで。

この本について

この本には、吉田兼好の「徒然草」全段と、現代語訳を収録してあります。現代語訳については、重要な段や現代性のあるもの、ほぼ九十段近くにつけてあります。現代語訳が付いている段には表題に*の印をつけています。
また段をいくつかの段落に区切って、現代語訳との対応を見やすくしました。
原文は、以下のWikisourceより収録しました。送りがな、ルビは、類書と比較検討して、より適切と思われるものに付け替えた部分があります。

http://ja.wikisource.org/wiki/%E5%BE%92%E7%84%B6%E8%8D%89

これは、慶長十八年刊行の古活字本(烏丸光広の奥書)を元にしています。

徒然草 現代語訳付について

徒然草は、日本三大随筆の一つで、その書き出し「つれづれなるままに、日くらし、硯《すずり》にむかひて、心に移りゆくよしなし事《ごと》を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。」は特に有名です。
執筆後百年を経て、読まれるようになり、「無常感の文学」として共感を寄せるものも多くなりました。現代でも小林秀雄の「無常ということ」などに取り上げられています。
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