歴史の転換点である鉄砲伝来の唯一の貴重な資料。原文と現代語訳を掲載。
鉄砲記(現代語訳付き)について
鉄砲記は、江戸時代の一六〇六年(慶長十一年)に成立した鉄砲伝来に関する歴史書です。
一五四三年に種子島へ鉄砲が伝来したことを、種子島久時が、薩摩国大竜寺の和尚である南浦文之に編纂させたものです。久時の父種子島時尭の鉄砲入手とその製法確立の過程を書いたものです。
史料の成立は時堯の死後二十七年、鉄砲伝来から六十年近く経った一六〇六年(慶長十一年)です。十六代久時が種子島時尭を顕彰する目的でまとめた記録です。
この本には、原文とその現代語訳を掲載してあります。
一五四三年に種子島へ鉄砲が伝来したことを、種子島久時が、薩摩国大竜寺の和尚である南浦文之に編纂させたものです。久時の父種子島時尭の鉄砲入手とその製法確立の過程を書いたものです。
史料の成立は時堯の死後二十七年、鉄砲伝来から六十年近く経った一六〇六年(慶長十一年)です。十六代久時が種子島時尭を顕彰する目的でまとめた記録です。
この本には、原文とその現代語訳を掲載してあります。