島崎藤村詩集

近代詩の原点、島崎藤村の詩業を修正!

この本について

 藤村の詩集は、順に「若菜集」(1897年8月、春陽堂)、「一葉舟」(1898年6月、春陽堂)、「夏草」(1898年12月、春陽堂)、「落梅集」(1901年8月、春陽堂)、「藤村詩集」(1904年9月、春陽堂)、「藤村詩抄」がありますが、このうち「藤村詩集」は、それまで出版されたものをまとめたもの、「藤村詩抄」は、一部を除いた抜粋版となっています。このKindle版「島崎藤村詩集」では、若菜集と、四つの詩集からの抜粋である「藤村詩抄」を掲載しました。すべての藤村の詩のうち、「夏草」と「落梅集」のいくつかの詩を除いて、すべて収録してあります。また、若菜集の詩については、重複して掲載してありますが、詩の掲載順が異なっていますので、あえてすべてそのまま収録してあります。
 各詩は、Kindleはもちろん、iPad、iPhone、Androidの各デバイスで、各ページの先頭から表示されるように適宜改行を入れてあります。各詩が独立性をもって表示されますので、これまでの青空文庫をただ表示するだけのものより格段に読みやすくなっています。

 日本近代詩の原点とも言うべき藤村の詩が、広く愛唱されることを願ってやみません。

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