クララ・シューマン、真実なる女性 完全版

日本音楽史上に燦然と輝く名著、待望の復刊!

この本について

 原田光子著「クララ・シューマン、真実なる女性」(一九四一年、第一書房刊)を復刊したものです。

 データは以下からダウンロードしたものを使用しました。
  国立国会図書館デジタルコレクション
  http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1238845

 章立ては以下のようになっています。

クララ・シューマン、真実なる女性(上)

 第一章 幼年時代(一八一九—一八二七年)
 第二章  初舞台(一八二七年-一八二八年)
 第三章  ロベルト・シューマンの登場
 第四章 翼ある人々(一八二八年-一八三一年)
 第五章 クララ、パリへ行く(一八三一年-一八三二年)
 第六章 芽生え(一八三二年-一八三三年)
 第七章 霜降る日(一八三四年—一八三五年)
 第八章 春を待ちつつ(一八三五年—一八三七年)
 第九章 嵐
 第十章 クララ、ウィーンへ行く(一八三七年—一八三八年)

クララ・シューマン、真実なる女性(中)
 第十一章 恋文
 第十二章 ひとり旅(一八三八年—一八三九年)
 第十三章 戦いは終わりぬ(一八三九年—一八四〇年)
 第十四章 春、光と雨(一八四〇年—一八四四年)
 第十五章 ドレスデンに(一八四五年—一八四七年)
 第十六章 ドレスデンの革命(一八四七年—一八五〇年)
 第十七章 秋近し、ライン河畔に(一八五〇年—一八五三年)
 第十八章 ヨハネス・ブラームス(一八五三年—一八五四年)

クララ・シューマン、真実なる女性(下)
 第十九章  斜陽
 第二十章  夕翳りつつ(一八五四年—一八五五年)
 第二十一章 終焉(一八五六年)
 第二十二章 放浪の年(一八五七年—一八六二年)
 第二十三章 バーデン 光の谷街十四号(一八六三年—一八七三年)
 第二十四章 ヨハネスをめぐりて
 第二十五章 悲哀限りなく(一八七三年—一八七八年)
 第二十六章 余光(一八七八年—一八八九年)

 巻末に著者のあとがきがあります。
 この本には以下のような特長があります。

 この古典教養文庫版の「クララ・シューマン、真実なる女性 完全版」には、次のような特長があります。

  1. 現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。   (例)奏鳴曲 → ソナタ

  2. 原文で触れられた場所、人物、絵画などを中心に、関連する画像を、著作権フリーのものにかぎって、いくつか挿入しましたので、より興味深く読み進めることができます。

  3. 原書にあった注は、改行して三文字分下げて小文字でカッコで括ってそのまま掲載しました。

  4. 割り注は編集者が挿入したものです。わかりにくい言葉や、興味ある登場人物、でき事、作品などについて短くまとめました。

  5. 手紙の文は、二文字分下げてあります。

  6. 人名・地名は、現在一般的に使われている表記に変更しました。

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