パスカルの言葉

心に響くパスカルの珠玉の言葉

この本について

 この本は、ブレーズ・パスカルの主著「パンセ」などから、訳者津田穣(つだゆたか)が抜粋編集したものを元に作成しました。
 著者ブレーズ・パスカルの生没年は、一六二三年—一六六一年、
 訳者津田穣の生没年は、一九一〇年—一九五五年、
 となっていますので、この本はパブリックドメインとなっています。なお、巻末に訳者による解説があります。

 なお、各断章に表題がないものについては、「一 邪悪な人とは……」のように、各節の最初の何語かを取り表題の代わりとしました。目次から内容がすぐに類推できるようするためです。表題にこの「……」がないものは、パスカル自身がつけた表題です。
 また、訳注の中の「B印」とは、ブロンシュヴィック版の読み方に従うしるしであり、同じくT印をつけたところはトゥルヌール版の読み方に従うことを意味します。

 この古典教養文庫版の「パスカルの言葉」には、次のような特長があります。

  1. 原訳書の注は、ほぼそのまま各節末に、二段階小さい文字で掲載しました。

  2. わかりにくい言葉や、登場人物、でき事、作品などについての適切な注を、編集者が割り注の形で入れましたので、本文の理解が深まります。

  3. 人名・地名は、現在通常に使われている表記に変更しました。

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底本

 「パスカルの言葉」 アテネ文庫(弘文堂)
  昭和二十六年一月二十五日 初版印刷
  昭和二十六年一月 三十日 初版発行

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