正訳聊齋志異 第2巻 蒲松齢翻訳: 柴田 天馬編集: 上妻 純一郎 中国怪異小説の傑作を柴田天馬の歴史的名訳で! より原文に即した訳である正訳本この本について この本は、先に公開した「完訳聊斎志異」の旧仮名遣い、旧漢字のものとなりますが、原文を生かした形での訳となっています。 作者蒲松齢の生没年は、一六四〇—一七一五、翻訳者は柴田天馬の生没年は、一八七二—一九六三ですので、この本はパブリックドメインとなっています。 全十二巻からなります。この本はそのうちの第2巻です。 以下の各編が収められています。 一九 伍秋月(ごしうげつ) 二〇 董公子(とうこうし) 二一 章阿端(しやうあたん) 二二 太原獄(たいげんごく) 二三 臙脂(えんじ) 二四 考弊司(かうへいし) 二五 神女(しんぢよ) 二六 姚安(えうあん) 二七 續黃梁(ぞくくわうりやう) 二八 二班(にはん) 二九 大人(たいじん) 三〇 狐懲淫(こちよういん) 三一 胡(こ)四娘(しぢやう) 三二 戲術(ぎじゆつ) 三三 戲術(ぎじゆつ) 二 三四 狼(らう) 三五 狼(らう) 二 三六 狼(らう) 三 三七 陳雲棲(ちんうんせい) 三八 江城(かうじやう) 三九 太醫(たいい) 四〇 細侯(さいこう) 四一 公孫夏(こうそんか) 四二 姉妹易嫁(しまいえきか) 四三 靑娥(せいが) 四四 齊天大聖(せいてんたいせい) 四五 邵女(せうぢよ) 四六 鴿異(かふい) なお、原訳書にあった注は、短いものは割り注の中に入れました。割り注に入りきらないものは、適切な区切りの後に二段階小さな文字にしてカッコにいれました。また明らかな誤植は訂正しました。 また訳文では省略されている、各編末の「異史氏曰(りようさいいわく)」の部分の原文を(それがある場合は)各編の最後に収録しました。 各話に通し番号を付けました。 訳者による解説は最終巻の巻末に掲載します。 正訳聊斎志異 第2巻 ¥300 (2025/05/28 15:01時点 | Amazon調べ) Amazon 楽天市場 ポチップ 底本底本は以下のものとなります。 角川文庫「完訳聊斎志異」第一巻 昭和三十八年六月三十日 十三版発行