正訳聊齋志異 第4巻蒲 松齢翻訳: 柴田 天馬編集: 上妻 純一郎 中国怪異小説の傑作を柴田天馬の歴史的名訳で! より原文に即した訳である正訳本この本について この本は、先に公開した「完訳聊斎志異」の旧仮名遣い、旧漢字のものとなりますが、原文を生かした形での訳となっています。 作者蒲松齢の生没年は、一六四〇—一七一五、翻訳者は柴田天馬の生没年は、一八七二—一九六三ですので、この本はパブリックドメインとなっています。 全十二巻からなります。この本はそのうちの第4巻です。 以下の各編が収められています。 七四 顔氏(がんし) 七五 鉄布衫法(てつぷさんぽふ) 七六 嬌娜(けうな) 七七 農人(のうじん) 七八 愛奴(あいど) 七九 考城隍(かうじやうくわう) 八〇 農婦(のうふ) 八一 陳錫九(ちんしやくきう) 八二 李生(りせい) 八三 小二(せうじ) 八四 跳神(てうしん) 八五 崔猛(さいばう) 八六 美人首(びじんしゆ) 八七 白于玉(はくうぎよく) 八八 戯縊(ぎい) 八九 粉蝶(ふんてふ) 九〇 成仙(せいせん) 九一 義犬(ぎけん) 九二 義犬(ぎけん)二 九三 恒娘(こうぢよう) 九四 荍中怪(けうちゆうくわい) 九五 宮夢弼(きゆうむひつ) 九六 新郎(しんらう) 九七 珊瑚(さんご) 九八 山魈(さんせう) 九九 鴻(こう) 一〇〇 公孫九娘(こうそんきうぢやう) 一〇一 口技(こうぎ) 一〇二 布商(ふしやう) 一〇三 梅女(ばいぢよ) 一〇四 山神(さんしん) なお、原訳書にあった注は、短いものは割り注の中に入れました。割り注に入りきらないものは、適切な区切りの後に二段階小さな文字にしてカッコにいれました。また明らかな誤植は訂正しました。 また訳文では省略されている、各編末の「異史氏曰(りようさいいわく)」の部分の原文を(それがある場合は)各編の最後に収録しました。 各話に通し番号を付けました。 訳者による解説は最終巻の巻末に掲載します。 正訳聊斎志異 第4巻 著:蒲松齢, 編集:上妻純一郎, 翻訳:柴田天馬 ¥300 (2025/02/17 15:46時点 | Amazon調べ) Amazon 楽天市場 ポチップ 底本底本は以下のものとなります。 角川文庫「完訳聊斎志異」第二巻 昭和四十四年七月十日 初版発行 昭和四十九年五月三十日 改版七版発行