ショパンの219通の手紙を元にその生涯を追った感動の書。その復刊。
この本について
この古典教養文庫版の「ショパンの手紙(下)」には、次のような特長があります。
- 現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。現代人には意味の取りにくい文は、平易な文に書きなおしました。 (例)諧謔曲 → スケルツォ
- 原文で触れられた場所、人物、絵画などを中心に、関連する画像を、著作権フリーのものにかぎって、いくつか挿入しましたので、より興味深く読み進めることができます。
- 原書にあった注は※をつけ、原書にあった通りに番号を付して手紙毎にその終わりに付けてあります。
- またわかりにくい言葉や、興味ある登場人物、でき事、作品などについての適切な注を、割り注の形で編集者が入れましたので、ご参考にして下さい。
- 訳者による地の文は、2文字分下げてあります。
- 人名・地名は、現在通常に使われている表記に変更しました。 (例)マジョルカ島 → マヨルカ島
- 上巻の巻末に「ショパン全作品リスト(制作年度順)」を掲載しました。
改版履歴
2018-01-09
第2版 | 手紙番号に宛名を続けて、目次から誰あての手紙かすぐ分かるように工夫しました。 いくつかの誤植を訂正しました。 |