作家の日記 第1巻

ドストエフスキー晩年の思想の集大成!

この本について

この本は、ドストエフスキー作、米川正夫翻訳による「作家の日記」です。以下のように6巻に分かれています。

作家の日記 第1巻 一八七三年
作家の日記 第2巻 一八七六年一月から六月
作家の日記 第3巻 一八七六年七月から十二月
作家の日記 第4巻 一八七七年一月から六月
作家の日記 第5巻 一八七七年七月から十二月
作家の日記 第6巻 一八八〇年八月と一八八一年一月 解説

この本はそのうちの第1巻です。

なお、訳者による解説は第6巻に掲載します。

この古典教養文庫版の「作家の日記 第1巻」には、次のような特長があります。

  1. 現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。現代人には意味の取りにくい文は、平易な文に書きなおしました。

  2. 原文で触れられた場所、人物、絵画などを中心に、関連する画像を、著作権フリーのものにかぎって、いくつか挿入しましたので、より興味深く読み進めることができます。

  3. わかりにくい言葉や、登場人物、でき事、作品などについての適切な注を、割り注の形で入れてありますので、本文の理解が深まります。これは原訳書にあったものに、編集者が適宜加えたものです。

  4. 原訳書に挿入されたフランス語などの外国語表記はそのまま掲載し、日本語訳を割り注の形で入れました。

  5. 人名・地名は、現在通常に使われている表記に変更しました。

  6. 特に人名については、ロシア固有の文化を尊重する観点から、できるだけ原文通りの名前・父称としました。

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底本

ドストエフスキー全集 第十四巻(河出書房新社)
昭和四十五年六月二十日初版印刷
昭和四十七年六月十五日五版発行

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