民話集 人は何で生きるか

文豪トルストイの傑作民話集。「イワンの馬鹿」他4編を収録

この本について

トルストイの民話を制作年代順に並べると以下のようになります。
1、「人は何で生きるか」
2、「火を消さずにおくと」
3、「愛のあるところには神がある」
4、「ろうそく」
5、「二人の老人」
6、「イワンの馬鹿」
7、「三人の隠者」
8、「悔い改める罪びと」
9、「小悪魔がパンきれの償いをした話」
10、「人はどれだけの土地がいるか」
11、「名づけ子」
12、「卵ほどの麦粒」
13、「作男のエメリヤンと空太鼓」
14、「三人の息子」

この民話集には、以上のうち八編を以下の順で収録しています。(残りは、「民話集 イワンの馬鹿」に収録してあります)

1、「人は何で生きるか」
2、「愛のあるところには神がある」
3、「火を消さずにおくと」
4、「卵ほどの麦粒」
5、「二人の老人」
6、「ろうそく」
7、「名づけ子」
8、「三人の息子」

この古典教養文庫版の「民話集 人は何で生きるか」には、次のような特長があります。

  1. 現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。現代人には意味の取りにくい文は、平易な文に書きなおしました。

  2. 原文で触れられた場所、人物、絵画などを中心に、関連する画像を、著作権フリーのものにかぎって、いくつか挿入しましたので、より興味深く読み進めることができます。

  3. わかりにくい言葉や、登場人物、でき事、作品などについての適切な注を、割り注の形で入れてありますので、本文の理解が深まります。これは原訳書にあったものに、編集者が適宜加えたものです。

  4. 人名・地名は、現在通常に使われている表記に変更しました。

  5. 最後に訳者米川正夫による解説を掲載しました。

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底本

角川文庫 民話集「人は何で生きるか」
昭和四十三年十月二十日 改版初版発行
昭和五十八年五月三十日 改版二十六刷発行

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