完訳聊齋志異 第12巻

中国怪異小説の傑作を柴田天馬の歴史的名訳で!

この本について

 この本は蒲松齢作、柴田天馬訳の「完訳聊斎志異」です。
 作者蒲松齢の生没年は、一六四〇—一七一五、翻訳者は柴田天馬の生没年は、一八七二—一九六三ですので、この本はパブリックドメインとなっています。

 全12巻からなります。この本はそのうちの第12巻、最終巻です。

 なお、原訳書にあった注は、短いものは割り注の中に入れました。割り注に入りきらないものは、適切な区切りの後に二段階小さな文字にしてカッコにいれました。
 各話に通し番号を付けました。

 訳者による解説はこの巻の巻末に掲載してあります。

 第404話から445話までの以下の42編が収められています。

第12巻
四〇四 魯公女(ろこうじょ)
四〇五 于江(うこう)
四〇六 柳氏子(りゅうしし)
四〇七 胡氏(こし)
四〇八 李伯言(りはくげん)
四〇九 胡大姑(こたいこ)
四一〇 蹇償債(けんしょうさい)
四一一 房文淑(ぼうぶんしゅく)
四一二 黒鬼(こくき)
四一三 蘇仙(そせん)
四一四 金和尚(きんおしょう)
四一五 牛飛(ぎゅうひ)
四一六 劉海石(りゅうかいせき)
四一七 小髻(しょうけい)
四一八 珠児(しゅじ)
四一九 佟客(とうかく)
四二〇 劉姓(りゅうせい)
四二一 薬僧(やくそう)
四二二 王大(おうだい)
四二三 李八缸(りはつこう)
四二四 彭海秋(ほうかいしゅう)
四二五 邵臨淄(しょうりんし)
四二六 葉生(ようせい)
四二七 周三(しゅうさん)
四二八 薛慰娘(せついじょう)
四二九 任秀(じんしゅう)
四三〇 牛㾮(ぎゅうこう)
四三一 金陵乙(きんりょうおつ)
四三二 安期島(あんきとう)
四三三 僧孽(そうげつ)
四三四 蓮香(れんこう)
四三五 王蘭(おうらん)
四三六 夜叉国(やしゃこく)
四三七 伏狐(ふくこ)
四三八 寒月芙蓉(かんげつふよう)
四三九 桓公(かんこう)
四四〇 狂生(きょうせい)
四四一 天宮(てんきゅう)
四四二 罵鴨(ばおう)
四四三 毛大福(もうたいふく)
四四四 小官人(しょうかんじん)
四四五 白蓮教(びゃくれんきょう)

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底本

 角川文庫「完訳聊斎志異」第四巻
  昭和三十年十二月十日 初版発行
  平成元年六月五日 改版十二版発行

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